楽曲の隅々にまで神経を行き届かせた知的なアプローチと高度な技術から導き出される解釈が、作品に込められた作曲家の深い思いを生き生きと描き出す。1969年にアルゼンチンで生まれたピアニスト、ネルソン・ゲルナーはブエノスアイレスの音楽院で学んだ後、ジュネーヴ音楽院でさらなる研さんを重ね、1990年にジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門で第1位に輝いて以降、スイスを拠点に国際的な舞台で活躍を続けている。このプレイリストには、ショパン、リスト、シューマン、ドビュッシーなどの作曲家たちによるソロピアノのための作品やフォーレの室内楽などが収録されている他、2009年にサントリーホールで尾高忠明が指揮するNHK交響楽団と共に、ブラームスのコンチェルトを情熱的に奏でるライブ音源も堪能することができる。