セリーヌ・ディオンの「A New Day Has Come」、ザ・ウィークエンドの「Earned It」、マイリー・サイラスの「Wrecking Ball」といった曲を手掛けたヒットメイカーとして知られるピアニスト/作編曲家/プロデューサー、ステファン・モッキオ。そのソングライティングの豊かな才能と、高度なクラシック音楽の教育を受けた経験から生み出されるのが、彼のピアノ曲だ。特に2020年にリリースされたアルバム『Tales of Solace』ではモッキオの類いまれなメロディセンスと洗練されたハーモニー感覚、そしてピアニストとしての表現力が余すところなく発揮され、パンデミックに苦しむ世界に安らぎを届けた。このプレイリストには、モッキオが自身の名義でリリースしてきたピアノ曲の中から選りすぐりの楽曲が収録されている。夢心地の「Le Jardin de Monsieur Monet」から、聴き手の胸を熱くする「David’s Whisper」、息子にささげた「Through Oscar’s Eyes」まで、丁寧に紡ぎ上げられた織物のようなモッキオの作品はいずれも詩情にあふれ、美しい。