16世紀後半から17世紀前半にかけて活躍したイングランド出身の作曲家、ジョン・ダウランド。デンマーク王クリスチャン4世や、イギリス国王ジェームズ1世の下で宮廷リュート奏者としても活躍した彼は、この楽器のための独奏曲や、リュート歌曲、コンソートなどの分野に膨大な傑作を残している。彼のリュート歌曲は緻密でしなやかな表現力が特徴的で、およそ80曲の独奏曲も多彩な技巧が見事に織り込まれている。その完成度の高さから、現代も多くのリュート奏者、ギタリスト、歌手らがダウランドの作品を積極的に録音している。