1946年スペイン、バルセロナ生まれ。同郷であるソプラノ歌手カバリエに注目され、彼女のオペラの上演に参加して話題となった。叙情的な声の持ち主で、繊細なテノールの役を得意としている。バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」のトニー役に抜擢されたほか、ヴェルディ「椿姫」のアルフレード役や「仮面舞踏会」のリカルド役を務めた。1990年には、ワールドカップ・イタリア大会の前夜祭でドミンゴ、パヴァロッティとともに3大テノールとして出演し、世界的な人気を獲得した。録音も数多いが、故郷カタロニアの民謡を集めたアルバムもあり、オペラのアリアだけではないカレーラスの魅力を知ることができる。