切なくも美しく、どこまでも優しく、時に静かな熱情を感じさせるピアノの響きがピュアな涙を誘い、リスナーの心の澱(おり)を洗い流す。Carlos Cipaはミュンヘンを拠点とする作曲家/ピアニスト。ミュンヘン音楽・演劇大学で作曲を学ぶなど、アカデミックな音楽教育を受けた彼の楽曲からはクラシカルな要素も感じられるが、その音楽性は既成のジャンルに収まるものではない。2012年に『The Monarch and the Viceroy』でデビューして以来、コンスタントにオリジナルアルバムをリリースし、その一方では、映画や舞台などの音楽も多く手掛けている。このプレイリストでは、ソロピアノのための作品を中心に、弦楽器や管楽器、さらには電子楽器などを加えて広がりのある音世界を構築した楽曲まで、Carlos Cipaのシネマティックで詩情にあふれた音世界を満喫できる。