優れたテクニックに裏打ちされた、きらびやかで、明快で、かつ詩情とイマジネーションにあふれたピアニズムでリスナーを引き付ける。ピアニスト/作曲家のアブデル=ラーマン・エル=バシャは、1958年、音楽家の両親の下、レバノンのベイルートで生まれた。幼い頃から非凡な才能を発揮した彼は1974年にパリ国立高等音楽院に入学し、ピアノや室内楽の他、作曲も学んでいる。そして1978年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝して以来、長きにわたって輝かしいキャリアを築き上げてきた。レパートリーもバッハから現代の作曲家のものまで幅広く、録音にも情熱を注いでいる。このプレイリストでは、バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ショパンらによるソロピアノのための作品やプロコフィエフのコンチェルトでの見事なパフォーマンスを楽しめる他、アラブ音楽のスパイスも薫る自作曲まで、エル=バシャの魅力を存分に味わえる。