2002年に結成されたヒース・カルテット(Heath Quartet) が、2作目のアルバムで取り上げたのはチャイコフスキー。チャイコフスキーは全部で4曲の弦楽四重奏を残しているが、今作には、第2楽章の "Andante cantabile" における民謡的な旋律とその美しさで有名な「No.1」と、比較的演奏される機会が少ない「No.3」を収録。若々しい息の合ったアンサンブルが心地良い「No.1」と対照的に、「No.3」では弦楽四重奏の範疇を越えた荘厳な演奏を繰り広げている。強靭で華麗なアルバムだ。
作曲者
弦楽四重奏