16世紀後半、マゼランに次いで2番目に世界一周を成し遂げたフランシス・ドレイク。彼はその航海に4人のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者を同伴していた。6人のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者からなる現代イギリスの人気古楽器アンサンブル、フレットワークが作曲家オーランド・ゴフに委嘱したのは、当時の4人の演奏家たちが耳にしたであろう世界各地の伝統音楽と、彼らが日常的に奏でていた16世紀のイギリス音楽をミックスした楽曲だ。この難易度の高いオファーに応えたゴフはアフリカや南米、北米の先住民やインドネシアの伝統音楽とイギリスの古楽を見事に融合し、滋味豊かで独創的な組曲を書き上げた。想像上の、しかし、古の時代に存在していたとしても不思議ではない楽曲と共に、時空を超えた音楽の旅を楽しむことができる。また、随所にフィーチャーされている、旅の語り部たるイギリスの名優サイモン・キャロウのナレーションも味わい深い。
アンサンブル
ボーカル
作曲者