バロックギターやリュート演奏の第一人者、ホプキンソン・スミスによる、ルネサンス後期におけるイギリスのリュート音楽を演奏するアルバム。エリザベス朝に入ったころ、英国にはすぐれた作曲家が次々と登場。歌謡や舞踊的要素を含み、華やかながらもどこか哀愁を感じさせる時代の雰囲気を、ホプキンソンは活力あふれる演奏で見事に表現し、バロック以前の音楽の充実ぶりを伝えている。また、"Mad Dog" をはじめ、作品名不詳の数曲はホプキンスによる命名と共に収録された。
作曲者
リュート