1959年生まれのジョナサン‧ダヴは、合唱曲やオペラを得意とするイギリスの作曲家。同国のオペラ作曲家としてはブリテン以来の成功者と見なされている。本作は、そんなダヴが Sacconi Quartet の委嘱を受けて書き下ろした新作「In Damascus」をメインコンテンツとしたもの。シリア難民の危機をテーマにした作品で、歌詞にはシリアの詩人による散文詩の英訳版が使われている。歌うは、人気テノール歌手マーク‧パドモア。緊張感の中にやさしさのある楽曲とエモーショナルな演奏が、オーディエンスの耳をつかんで放さない。他に収録された、同じくダヴによるピアノ五重奏曲と弦楽四重奏曲も含め、充実した内容のアルバムだ。
作曲者
ピアノ
テノール
弦楽四重奏