テオドール・クルレンツィスと彼が主宰するシベリアの古楽器オーケストラ、ムジカエテルナは、ダ・ポンテが脚本を手掛けたモーツァルトのオペラ3部作でカルト的な人気を集めた。本作に収められた待望のチャイコフスキーの交響曲「悲愴」でも、期待どおり魅力的なすばらしい演奏を聴かせてくれる。クルレンツィスの解釈は強烈なエモーションにあふれ、ムジカエテルナは細部にわたるまで注意深く指揮者の意図を再現。美しく壮大なシンフォニーを鮮やかに鳴り響かせている。お気に入りの「悲愴」がある人にも、ぜひ聴いてほしい演奏。
作曲者
指揮者
オーケストラ