LGYヤング・ソロイスツは、2013年に10代前半から20代前半の演奏家たちによって結成された弦楽オーケストラ。楽団名の通り、すぐれたソリストたちの集団だ。このアルバムでは、北欧の作曲家たちによる作品を取り上げている。シベリウスの名曲「悲しきワルツ」はどこまでも切なく美しく、またヴィレーンによる民族色豊かなセレナーデは生き生きと奏でられ、そして、ハープの響きが印象的なノルウェーのシンディングの作品は夢見心地だ。いずれの楽曲でも、北欧の澄んだ空気を感じさせる清涼感あふれる弦楽の響きを存分に堪能することができる。
オーケストラ
指揮者
ヴァイオリン
作曲者