英国のピアニスト、ウィリアム・ハワードは、14人の作曲家たちにソロピアノのためのラブソングを依頼し、さらに2曲をコンクールで採用。その結果生まれたのが、この美しく感動的な楽曲のコレクションである。ここではそれぞれの作曲家が、それぞれの思いを作品に込めている。ジョビー・タルボットは彼の大切な愛娘のために夢見心地の佳曲を書き、ニコ・ミューリーは恋人たちの出会いと別れを描き、アルバムを締めくくるシェリル・フランシス=ホードの作品は、この上なくロマンチックにダスティー・スプリングフィールドへの思いをつづったものだ。楽曲ごとにさまざまな形の愛に触れることができる、魅力的なアルバム。
ピアノ
作曲者