熟練の演奏家の豊かな経験と若者ならではのピュアネス。蓄積された英知がもたらす落ち着きと盛んな血気。一見相反するこれらの要素が一体となった時、音楽はまばゆいばかりの輝きを放つ。ダニエル・バレンボイムは若手演奏家とのコラボレーションによるこのアルバムで、約70年に及ぶキャリアを生かした高いリーダーシップを発揮した。バイオリニストのMichael Barenboimは父の室内楽への情熱を受け継ぎ、ヴィオラのYulia DeynekaとチェロのKian Soltaniもこの父子と見事に溶け合う演奏を聴かせてくれる。親しみやすい穏やかさと熱情を兼ね備えたモーツァルトの2つのピアノ四重奏曲をオーセンティックかつ新鮮な響きで堪能できる。録音は注目のホール、ピエール・ブーレーズ・ザールで行われた。
作曲者
ヴァイオリン
ピアノ
チェロ
ヴィオラ