本作からは、ヤニク・ネゼ=セガンがいかにフランシス・プーランクの音楽を愛しているかが伝わってくる。宗教的な色合いが感じられるオルガン協奏曲と躍動感あふれるピアノ協奏曲、そして少々通俗的に創作された"スターバト・マーテル"を取り上げ、プーランクの魅力である艶やかな和声感覚を惜しみなく聴かせてくれる。この3作品にはプーランクの作品に通底する、神聖なるものと世俗的なもののバランスといった人間味がよく表れており、魅力的なソリスト、生き生きとした合唱団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による優れた演奏が、作品をさらに引き立てている。
作曲者
ソプラノ
ピアノ
合唱団、コーラス
指揮者