ジャズ・サックス奏者のヤン・ガルバレクは、1994年にリリースされたアルバム「Officium」で英国の男声カルテット、ヒリヤード・アンサンブルと共演している。ガルバレクの即興演奏と4人の男声のコラボによるサウンドは、それまで聴いたことのない新鮮なものだった。本作は2014年のヒリヤード・アンサンブルのファイナルツアーにおいて、ガルバレクと彼ら4人がスイスのベッリンツォーナにある大学の教会での公演をライブ収録したもの。彼らのコラボはさらに輝きが増し、アカペラの響きとサックスの音色は、化学変化を起こしたかのように融合して、古楽、ジャズ、そして現代音楽までを渦巻くように真新しいサウンドへと変貌させてゆく。教会の素晴らしい音響も、この魅力的なパフォーマンスに荘厳さを与えている。
ソプラノサックス
アンサンブル
作曲者