並外れた才能の持ち主、Alma Deutscherは2005年英国生まれ。6歳でピアノソナタを作曲し、7歳でオペラ、9歳のときには本格的なバイオリン協奏曲を作曲した逸材だ。2009年以来、彼女の頭の中からはさまざまな音楽的アイデアがあふれ、その中のいくつかに命を吹き込んだ本作では、真新しいピアノ独奏曲の端々に彼女の洗練された感性が反映されている。オープニングを飾る変奏曲は、わずか4歳のときに即興で演奏したメロディに基づいた作品。美しい即興曲"The Chase"は11歳のときに夢で聴いた曲を具現化したという。アルバムの中でパトカーのサイレンを巧みに取り入れた最後のワルツ集は14歳の時に作曲した作品で、この組曲によってAlmaがすでに成熟した本格的なコンサートピアニストであることも実感できるだろう。まさに驚くべき若き音楽家である。
作曲者
ピアノ