ギター四重奏団がオーストラリアの現代音楽を演奏するアルバム。その奥行きあるアンサンブルは美しい刺激に満ちあふれており、さまざまなギターを奏でるGuitar Trekの4人による卓越したテクニックと音楽性を楽しむことができる。スティール弦特有のきらびやかさで彩られたNigel Westlakeの『6 Fish』は映画を思わせ、ジャズからの影響を感じさせるRichard Charltonによるギター四重奏曲第8番『5 Tails in Cold Blood』では、4人のいきいきとしたアンサンブルが印象的だ。Phillip Houghtonの『Opals』では次々と変化しながら聴き手を揺さぶり、ギターの可能性をどこまでも追求していく。アルバムを締めくくるエレナ・カッツ=チェルニンの 「Bleached Memories 」は軽快なラグタイム風の作品で、ギターにおけるバロックとしての敬意が込められている。
作曲者
アンサンブル