フランスのネヴァーマインド(フルート、バイオリン、ビオラ・ダ・ガンバ、チェンバロによる古楽器四重奏団)が、J.S.バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハへのオマージュとして、3つの四重奏曲と2つのソナタを演奏する。エマヌエルの晩年の絶頂期に書かれた3つの四重奏曲は、大バッハを彷彿させるような構想力や創意の工夫が発揮されており、バロックと初期ロマン派のはざま(エマヌエルが亡くなった時、ベートーヴェンは18歳)における沸き立つ生命力が音楽に宿っている。Anna Bessonの奏でる華やかなMelzer製フルート(Carlo Palancaのオリジナルに基づく複製)の音色が、Jean Rondeauならではの詩情あふれるチェンバロの響きに支えられたアンサンブルを引き立てている。
作曲者
アンサンブル