『Phrases』は、歌手、作曲家、編曲家、チェロ奏者、そしてパーカッション奏者というHéloïse Wernerの多彩な才能が見事に披露されたアルバムだ。作曲家で声楽者のパイオニア、Cathy Berberianやメレディス・モンクとしばしば比較される彼女であるが、ただ歌うのみならず、信じがたい声を使って話し、うめき、そしてため息をつきながら、奇跡を起こす。自作曲である声楽とファゴットのための「Like Words」はとりわけ深く記憶に残るもので、Cheryl Frances-Hoad作の「Something More Than Mortal」は、Wernerの歌手/俳優としての才能を顕著に示している。また、Elaine Mitchener作の不穏な「whetdreem」における独創性は衝撃的で、Georges Aperghisによる4つの『Récitations』での魅惑的な手法による声の表現もとても印象的だ。よりオーソドックスなものとしては、ニコ・ミューリーの「Benedicite Recitation」と、Oliver Leithによる不思議な魅力をもった「yhyhyhyhyh」などがあり、どちらも歓喜に満ちあふれている。
ソプラノ、チェロ、クロテイル、パーカッション
クラシックギター
チェロ
ヴァイオリン、ヴィオラ
作曲者