呼吸瞑想は、瞑想そのものと同じくらい古く、2500年前に釈迦が悟りを開いた時には、すでに実践されていたようだ。そして現代、音楽による瞑想でネット上の多くの人々に感動を与えているアメリカの作曲家/ピアニストのチャド・ローソンは、この『breathe』で人生においてきわめて重要な魂とのつながりを試みる。本作はピアノソロ、ピアノとオーケストラ、そしてピアノとバイオリン/チェロのための美しいメロディを収録した、心に深く染みるアルバムだ。どの作品も聴く者にゆっくりと息を吐き出し、現代社会に蔓延する緊張や憤りを解き放つよう促していく。ローソンの穏やかなピアニズムは「irreplaceable」において最高潮に達し、「fields of forever」や「leting go」をはじめとする印象的な楽曲では、バイオリンのEsther YooとチェロのPeter Gregsonが完璧な共演者としての存在感を示している。
作曲者
ピアノ
オーケストラ
チェロ
ヴァイオリン