ソプラノのRachel Willis-Sørensenが、伝統あるオーケストラのライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と共演し、深く感動的なリヒャルト・シュトラウスを聴かせる。晩年のシュトラウス作品に顕著な黄金色でまろやかな秋のような色彩を、ゲヴァントハウス管弦楽団が完璧なまでに表現。低音域に深い色合いを持つWillis-Sørensenの歌声は、「Frühling」でオーケストラに溶け込みながら鮮明な存在感を示し、「Beim Schlafengehen」では、自由自在に舞い上がっていく美しい技巧を披露する。さらに『Capriccio』の最後、マドレーヌ伯爵夫人が“言葉か音楽か”とオペラの本質と格闘する場面を聴くと、Willis-Sørensenがいかにテキストの細かなニュアンスまで把握しているかが分かる。指揮者ネルソンスの熟練したシュトラウス解釈も聴きどころだ。
作曲者
ソプラノ
指揮者
オーケストラ
バリトン