バレエ音楽にエレクトロニクスを導入し、斬新でエネルギッシュな音楽を作り上げた。JB Dunckel(ジャン=ブノア・ダンケル)は本国フランスのみならず、イギリスや日本でも人気を博すフランスのエレクトロポップデュオ、エールのメンバー。このデュオでの活動の傍ら、彼はいくつもの映画音楽を手掛けて高い評価を獲得し、また2024年には、Warner Classicsから自作のソロピアノ曲でつづられたクラシカルなアルバム『Paranormal Musicality』をリリースするなど、旺盛で幅広い創作活動を行っている。『Möbius Morphosis』は、2024年開催のパリオリンピックの関連イベントである文化オリンピアードで披露する大規模なパフォーマンスのために委嘱された作品で、ダンケルにとって初めてのバレエ音楽となった。彼は得意とするエレクトロニクスとパーカッションで構築したサウンドにフランス放送少年少女合唱団の歌声を効果的に加えることで、地球上のさまざまな生き物の力強い営みや生命の躍動を想起させ、さらには無限に広がる宇宙空間をもイメージさせるサウンドを描き出している。
作曲者
パーカッション