1913年にパリで初めて公演されたイーゴリ・ストラヴィンスキーのバレエ「春の祭典(The Rite of Spring)」は、初公演時、そのあまりに革新的なテーマ、音楽、そしてパフォーマンスが物議をかもし、興奮した観客達が暴動を引き起こしたという逸話がある。“Pictures of Pagan Russia” のサブタイトルを持つこの作品では”春”の根源をたどり、儀式の生け贄に選ばれた女性が死に至るまで踊り続ける物語が表現されている。さらにこのアルバムにはモデスト・ムソルグスキーの「禿山の一夜(Night on Bare Mountain)」とベーラ・バルトークの「中国の不思議な役人(The Miraculous Mandarin)」を収録。エサ=ペッカ・サロネンが指揮するロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団による2006年の演奏を収録した今作では、素晴らしい音響効果を誇るウォルト・ディズニー・コンサートホールで披露された、質の高いパフォーマンスを聴く事ができる。