英国のバイオリン奏者タムシン・ウェーリー=コーエンとピアニストのハウ・ワトキンスによって、第一次世界大戦前のボヘミアへの旅に誘われるかのようなこのアルバムは、3人の作曲家による民族的な香り漂うスラブ音楽を収録している。アントニン・ドヴォルザークの「バイオリン・ソナタ」ではノスタルジー漂う第一楽章から明るく牧歌的な最終楽章まで感情豊かに表現。ヨゼフ・スークの4つの小品は作曲者の若き日の意欲にあふれたロマンティックな佳曲。大戦の勃発時に作曲されたレオシュ・ヤナーチェクの「バイオリン・ソナタ」は美しさを結晶させて、戦争への怒りと失望を表現した作品。いずれの演奏からもボヘミアの魂が強く感じられる。
作曲者
ピアノ
ヴァイオリン