アルバムに収録されている「Violin Concerto, Op.1」の作者でもある指揮者/作曲家のロリス・チェクナヴォリアンを父に持つ新進バイオリニストEmmanuel Tjeknavorian。傑出した才能に恵まれ強烈な個性を放つ演奏家である。シベリウスの「Violin Concerto, Op.47」は、Tjeknavorianが2015年のシベリウス国際バイオリンコンクールで2位となり、併せてベストシベリウス演奏賞を受賞した際に披露した作品。Tjeknavorianは思うがままにバイオリンを操り、イマジネーション豊かな演奏を聴かせ、フランクフルト放送交響楽団のパートナーぶりも絶妙だ。父ロリスの手によるコンチェルトは、アルメニアのルーツと現在生活を営むイランのスピリットを感じさせるユニークな楽曲。Emmanuelはここで父の作品への疑いのない愛情を見事な演奏で表現している。
作曲者
オーケストラ
フィドル、ヴァイオリン