Music for a Viennese Salon: Haydn, Kraus, Dittersdorf
Night Music
2020
このアルバムに収録されたハイドンの交響曲『驚愕』は、1801年にウィーンのアルンシュタイン宮殿のサロンで演奏するため、Johann Peter Salomonが室内楽用として編曲したものである。大きな編成の交響曲をフルートと弦楽器だけに置き換えながら、その本質が損なわれていない、まさに作曲家の職人技が発揮された作品だ。Night Musicはフィラデルフィアを拠点とする6人の熟練した音楽家で構成されるグループで、創意工夫とウイットに富み、軽快に跳ね回るような魅力ある演奏を聴かせる。Krausの楽しげな「Quintet for Flute and Strings」で幕を開け、続くDittersdorfの「Duetto for Viola and Violone」は、ビオラとコントラバスの珍しい組み合わせによる作品。独創性と愛情が込められたアルバムの中心で、驚くほどメロディアスな音楽が響き渡る。