2019年8月にロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団によって初演された、キャロライン・ショウのオーケストラ作品「The Observatory」(ロサンゼルス北にそびえ立つグリフィス天文台にちなんでいる)は、多種多彩に展開する映画のような音楽だ。楽器群は広大に響き渡り、個人的な挿入句もあれば、リヒャルト・シュトラウスの『ドン・ファン』やシベリウスの交響曲第2番といった聴き手をからかうようなクラシックからの引用も聞こえる。さらに、ショウはクラシック音楽の生体験に敬意を表して、米国のコンサート来場者を休憩後に席に戻すアルペジオのモチーフを演奏する。 この作品は可能性に満ち、エネルギーが脈打っている。「キャロライン・ショウは私たちの時代 いおいて現代を代弁する最も重要な一人です」とダリア・スタセフスカはApple Music Classicalに語る。ショウの作品は、オーケストラのための革新的で遠大な作品を紹介するスタセフスカのアルバム『Dalia’s Mixtape』の一部である。「この曲はまさに乗り物から聞こえる音楽です」と彼女は続ける。「この曲の好きなところは、全体に強い脈動感があるところ。まるで街の鼓動を聴くかのようです」
作曲者
指揮者
オーケストラ
アーティスト