ギタリストのSean Shibeが、同じくギタリストである友人、Forbes Hendersonのアレンジによる3曲を奏でる、くつろいだ雰囲気のClassical Session。最初の2曲は、2021年に亡くなったジャズピアニスト、チック・コリアの『Children’s Songs』からの楽曲で、コリアによればこの作品は、子どもの精神に代表されるような、シンプルであることの美しさを伝えることを意図したものだという。「もしオリジナルを知らなければ、多くの人がもともとギターのために書かれた曲だと思い込んでしまうのではないでしょうか」とShibeはApple Musicに語る。「Forbesは、ハーモニクス、拡張奏法、繊細な指使い、そして移調など、イマジネーションにあふれ、とてもしっくりくる方法で、原曲をギター用にアレンジする際に生まれる問題を解決してくれています。まさに彼はオリジナルに新たな命を吹き込んでいるのです」 3曲目でもジャズミュージシャンの作品を取り上げている。ベーシスト/シンガー/作曲家のアヴィシャイ・コーエンの手による楽曲だ。もともとジャズトリオのために書かれたこの曲について、Shibeは「『Remembering』は本当に素敵な小品です」と言う。「ここでも、Forbesが持つ、どのような素材がいい働きをするかを見極める直感力が発揮されています」。Shibeは、ほぼ楽曲全体にわたって続いていく、開放弦と高音部のラインを織り交ぜることによって小さな鐘のような響きを生む“カンパネラ奏法”を使った、Hendersonらしい刺激的で遊び心のあるアレンジによく耳を傾けるように勧めている。彼女はこう付け加える。「実際、どの曲にも優しい遊び心があって、とても素敵だと思います」
作曲者
ギター