コヴェント・ガーデン・シンフォニア

バイオグラフィー

セントラルロンドンを拠点とするCovent Garden Sinfoniaは、指揮者で長年芸術監督を務めるBen Palmerによって2007年に創立されたオーケストラ。最大の特徴はその多才さにある。同楽団は、例えば2019年のアルバム『The Four Seasons Recomposed』で、作曲家のマックス・リヒターがループやモンタージュの手法を使って再構築したヴィヴァルディの『四季』を録音したように、広く親しまれてきた楽曲に対して革新的なアプローチをした作品をしばしば取り上げている。また映画音楽のライブ演奏も得意としており、これまでに『E.T.』『サイコ』『カサブランカ』といった名作映画のサウンドトラックを披露する華やかなコンサートも開催してきた。この取り組みからはサイレント時代の映画に新たなサウンドトラックを添えるというプロジェクトが生まれ、Ernest Shackletonが率いた南極探検隊のドキュメンタリー映画『South』(1919年)や、フランク・ロイドの『Oliver Twist』(1922年)、アルフレッド・ヒッチコックの『下宿人』(1927年)のためにNeil Brandが書いたスコアの初演も行っている。本拠地はコヴェント・ガーデンにある“アクターズ・チャーチ”ことセント・ポール教会だが、ロイヤル・フェスティバル・ホールやセント・ジョンズ・スミス・スクエアの他、イギリス各地で開催されるサイレント映画のフェスティバルにもしばしば出演している。