モーリス・デュリュフレ

有名な作品

アーティストとしての最新アルバム

バイオグラフィー

オルガニスト/作曲家モーリス・デュリュフレが遺した作品は決して多くないが、すべての楽曲は、グレゴリオ聖歌の自由なリズムやしなやかなメロディと親密な関係を築きながら、細部にわたって丹念に作られている。1902年にルビエで生まれたと言われている彼は、少年時代にルーアン大聖堂の聖歌隊員を務めていた。また、作曲の師であるポール・デュカスを別にすると、デュリュフレが師事したヴィエルヌ、Charles Tournemire、Eugène Gigoutといった音楽家たちは、いずれもフランスのオルガン界を代表する名手たちだった。そして自身も卓越したオルガン奏者となったデュリュフレは、1939年にプーランクの『Concerto pour orgue, orchestre à cordes et timbales(オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲)」の初演でオルガンを弾き、パリの歴史あるサンテティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストをおよそ半世紀にわたって務めた。1947年に書き上げられた『Requiem, Op. 9』は彼の最高傑作の一つであり、フォーレのレクイエムと同様に、安らぎをたたえた作品として広く愛されている。また、よく知られているとはいえないが、『Messe “Cum Jubilo”, Op. 11』(1966年)や『Quatre Motets sur des thèmes grégoriens pour choeur a cappella, Op. 10』(1960年)といった合唱曲も録音の機会を得ている。

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