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- 2003 · 佐渡裕
佐渡裕
バイオグラフィー
楽才はもとより、音楽に対するあふれる情熱と探究心、そして深い愛情が、この名指揮者ならではの音世界を生み出している。佐渡 裕は、京都市立芸術大学音楽学部でフルートを専攻した後、1987年のタングルウッド音楽祭に参加してレナード・バーンスタインと小澤征爾という伝説的指揮者たちに師事。1989年にはブザンソン国際指揮者コンクールで優勝を果たして、注目を集めた。その後は日本を代表する世界的指揮者の一人として、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、パリ管弦楽団をはじめとするヨーロッパの著名なオーケストラとの共演を重ねて称賛を集め、2015年からはオーストリアの歴史あるオーケストラであるトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督を務めている。また、管楽器の素養を持つ佐渡は吹奏楽の指揮も得意としており、日本国内においては2002年から20年以上にわたり、首席指揮者としてシエナ・ウインド・オーケストラを率いている。また、テレビの人気クラシック番組の司会者や、12月の風物詩として定着している“サントリー1万人の第九”の総監督を務めるなど、クラシック音楽を親しみやすい形で広げていくための活動も継続的に行ってきた。録音にも積極的で、ベートーヴェンから師匠のバーンスタインまで、19世紀や20世紀のオーセンティックな楽曲をメインに、トーンキュンストラー管弦楽団やシエナ・ウインド・オーケストラなどと共に、多くのアルバムをリリースしている。中でも『Tribute to Leonard Bernstein』(2017年)をはじめとするバーンスタイン作品でつづられたアルバムでは、とりわけ情熱的な佐渡の指揮を堪能することができる。2023年には新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任した。