情熱的で大胆。そして時折見せるはかないまでの繊細さ。聴く者は、気が付くと彼女の奔放な演奏に引きずり込まれ、耳を離せなくなる。1987年、ジョージア(旧グルジア)の首都トビリシ生まれのカティア・ブニアティシビリは、そんな魔力を持つピアニストだ。注目を集めたのは、3位に入賞した2008年のルービンシュタイン国際ピアノコンクール。以後は、ミハイル・プレトニョフ、ウラディーミル・アシュケナージといったマエストロや、世界の主要なオーケストラと共演を重ねている。本作ではパーヴォ・ヤルヴィが指揮するチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共に、ラフマニノフの2つの名ピアノ協奏曲を演奏した。歴史的難曲を、まるで歌うように、自由自在に奏でるカティア。その高い演奏力と情感あふれる豊かな音楽性、そしてゴージャスな容姿は、類いまれなスター性を感じさせる。
作曲者
指揮者
ピアノ
オーケストラ