イリヤ・グリンゴルツは、ソリストとして、また自らの名前を冠した弦楽四重奏団を率いて、バロックから現代曲まで幅広いレパートリーを誇るバイオリニストだ。本作で取り上げたのは、1947年生まれで米国を代表する作曲家の一人であるジョン・アダムズと、ナチスの台頭後にアメリカに移住し、ハリウッドで大成功したチェコ出身の作曲家、コルンゴルトのバイオリン協奏曲。いずれの曲でもグリンゴルツの高度な技術と豊かな表現力、そして音楽性が存分に発揮され、耳を引き付けられる。2人の作曲家になじみがない人にとっても、良い出会いとなり得る作品だ。
作曲者
オーケストラ
指揮者
ヴァイオリン