マンフレッド・ホーネックがピッツバーグ交響楽団を率いてショスタコーヴィッチの交響曲第5番をパワフルに、そして極めてドラマチックに演奏した。ホーネックはこの曲を演奏する多くの指揮者よりさらにスコアの解釈に独自の視点を加え、アクセントを強調するなどで、聴き手の心をぐいぐいとつかんでいく。続くサミュエル・バーバーの "Adagio for Strings" は一転、心穏やかとなるアンサンブルによって優美な弦楽合奏が繰り広げられる。アメリカのオーケストラが持つ底力を実感できるアルバムだ。
作曲者
オーケストラ
指揮者