オペラ界で人気を集める、テノールのローランド・ヴィラゾンとバスのイルダル・アブドゥラザコフの二重唱が楽しめるアルバム。知られざるイタリアやフランスのアリアに光を当てるなど、心憎い選曲で、豊かで美しい歌声を存分に楽しめる。ジョルジュ・ビゼーの "Au fond du temple saint" は、かつて恋敵として争った2人が思い出を語り、過去を忘れて永遠の友情を歌い上げた作品。両者が存在感ある美しい歌声を惜しみなく披露し、楽曲の世界観を鮮やかに表現している。サポートするモントリオール交響楽団もすばらしい。
バス
テノール
指揮者
オーケストラ
作曲者