偉大な指揮者ニコラウス・アーノンクールによって1953年後半に設立されたウィーン・コンツェントゥス・ムジクスは、古楽器による最初のオーケストラの一つである。バロックや古典の名作をいくつも録音する中で、彼らの純粋な原動力や精神は映し出されてきた。オーストリアの指揮者Stefan Gottfriedのもとでこの古楽器オーケストラはそのレガシーを引き継ぎ、本作ではシューベルトとその前の時代のハイドンとの音楽的つながりを探る。1816年に作曲されたシューベルトの若々しい「交響曲第5番」は通常、ベートーヴェンの影響を明確に受けた作品ととらえるが、ハイドンの「ロンドン交響曲」第2期シリーズの最初を飾る洗練された「交響曲第99番」には、すでにシューベルト後期の作品に通じる陽気さや輝きがあるのだ。ウィーンの著名な楽友協会ホールにおけるライブ音源が、より想像力を刺激してくれる。
作曲者
指揮者
オーケストラ