HOYO-MiX
バイオグラフィー
HOYO-MiXは、2011年、中国上海市で設立されたソーシャルゲーム用ソフトの開発会社miHoYoの音楽制作チーム。 2011年、ボーカロイドの楽曲制作をしていた蔡近翰Zoe、夏轶瀚Sya、郑小宇JODODOの3人が、miHoYoに加わり、ゲームのサウンドトラックを担当する音楽制作スタジオとしてHOYO-MiXがスタート。蔡近翰Zoeは、チームのリーダーとして作曲、演奏の他、音楽監督やプロデューサーも務めている。 ゲーム制作会社の音楽部門として活動しているため、開発段階から作品に加わり、コンセプトや世界観を音楽にダイレクトに反映させることができるのが大きな強み。またプロジェクトによって、スタッフの異なる複数のグループが制作を担当。チームでありながら、個々の音楽家の個性が楽曲に反映されるようになっている。 2017年にリリースされたロックやエレクトロニカ、アンビエント、クラシックなど、幅広いジャンルのエッセンスを取り入れた『崩壊3rd』のサウンドトラックで注目を集める。2020年には、映画やテレビの音楽制作をしていた作曲家、陈致逸(Yu-Peng Chen)が参加。彼が作曲、編曲、プロデューサーを務め、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を迎えて壮大なスケールで制作した『原神』のサウンドトラックは高い評価を獲得した。
