クラリス・ジェンセン

バイオグラフィー

チェリストのクラリス・ジェンセンは、厳格な構成に裏打ちされた実験的な現代クラシック作品を嗜好(しこう)している。2020年の『The experience of repetition as death』などのソロ作品や、2021年の映画音楽『Identifying Features』では、ループや電子的なエフェクトを使って、痛切で心に響くドローンを作り出した。ブルックリンを拠点とするジェンセンは、ジュリアード音楽院で研さんを積み、学士号と修士号を取得。ニューヨークのチェンバーアンサンブルであるyMusicや、ポール・マッカートニー、ビョークなどの世界的スター、そしてインディーロックの人気バンド、Dirty Projectorsなど、ポップ界、ロック界のミュージシャンたちとのコラボレーションでその名を知られるようになった。また、彼女は、アメリカン・コンテンポラリー・ミュージック・アンサンブルの芸術監督も務めており、フィリップ・グラスやスティーヴ・ライヒの作品をプログラムする機会にも恵まれている。他にも、テイラー・スウィフトのフォーキーなアルバム『evermore』や、マイケル・スタイプがBig Red Machineとコラボレートした心に響く楽曲「No Time For Love Like Now」、映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のサウンドトラックなどにチェロで参加するなど、自身の革新的な表現をより親しみやすい音楽の中に溶け込ませる活動も行っている。