ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

バイオグラフィー

グラスゴーを拠点とするスコットランドの著名なオーケストラ、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団は、標準的なレパートリーを活気あふれる個性的な演奏で披露するだけでなく、知名度の低い作品や前衛音楽も演奏し、録音している。1891年にスコティッシュ管弦楽団として設立されたこのオーケストラは、すぐにブリテン諸島の優れた若手音楽家たちを引き付け、リヒャルト・シュトラウスをはじめとする著名な客員指揮者たちからも称賛されるようになった。20世紀前半の首席指揮者の中にはサー・ジョン・バルビローリ(1933~1936年)やジョージ・セル(1936~1939年)がおり、この2人はアメリカでのキャリアをスタートさせる直前まで、スコティッシュ管弦楽団と共に活動した。1950年にはヴァルター・サスカインド(1946~1952年)の下で給料制のオーケストラとなり、名称もスコティッシュ・ナショナル管弦楽団に改めた。最も長く首席指揮者を務めたAlexander Gibsonは、とりわけシベリウスやニールセンの作品を得意としていたことで知られるが、それだけではなく、同時代の作曲家たちによる難易度の高いスコアも自在に演奏できるようにオーケストラを訓練した。1961年には、BBCスコティッシュ交響楽団や、ノーマン・デル・マーとJohn Careweという2人の指揮者と手を組み、シュトックハウゼンによる三つのオーケストラのための作品『グルッペン』のイギリス初演を行い、ヘンツェによるいくつかの作品も演奏した。またGibsonは1962年にScottish Operaを創設。オーケストラピットでの演奏をスコティッシュ・ナショナル管弦楽団が担当した。1977年からエリザベス2世の支援を受けるようになった同オーケストラは、1991年にロイヤル・スコティッシュ管弦楽団と名乗ることを許された。録音も非常に多く、1984年から1988年まで首席指揮者を務めたネーメ・ヤルヴィの下で精力的にアルバム制作を行い、またマリン・オールソップの指揮で、バーバーの全管弦楽作品(1998年から2003年にかけて録音)をはじめとするアメリカのクラシックも多くレコーディングした。2015年には、Glasgow Royal Concert Hall内に新たに作られた専用施設RSNO Centreに拠点を移した。

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