オーケストラ・アンサンブル金沢

バイオグラフィー

伝統の町、金沢に根差したこの室内管弦楽団は、日本のみならず、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、世界各地から集まってきた優秀な楽団員たちによって構成されている。オーケストラ・アンサンブル金沢は1988年、岩城宏之の呼びかけの下、石川県と金沢市が中心となって創立した。2001年には本拠地である石川県立音楽堂が完成し、以後はこの優れた音響を持つホールを拠点にコンサートを開催している。レパートリーの中心は古典派や初期ロマン派の楽曲だが、現代の作曲家と共に新しい音楽を生み出すためのユニークなプロジェクト“コンポーザー・オブ・ザ・イヤー”も行っている。これは、通常1年間、作曲家と契約し、その期間に書かれた新作を初演するというもの。これまでに、一柳 慧、外山雄三、池辺 晋一郎、三善晃、レラ・アウエルバハ、加古隆、挾間美帆、細川 俊夫など、幅広い音楽性を持つ著名な作曲家たちによって、オリジナル楽曲が書き下ろされてきた。石川県立音楽堂の美しい響きを生かした録音にも定評があり、『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 第5番《トルコ風》』など著名な指揮者やソリストたちと共に多くのアルバムをリリースしている。

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