佐藤しのぶ

ライブアルバム

バイオグラフィー

印象的なビブラートに象徴される卓越した技術、リッチであでやかな歌声、そして、ステージでひときわ輝きを見せるカリスマ性でオーディエンスを魅了した。1958年生まれのソプラノ歌手、佐藤しのぶは、国立音楽大学を経て文化庁オペラ研修所を首席で卒業し、文化庁芸術家在外研修員としてミラノに留学。その後、国内外で『トスカ』や『蝶々夫人』といった名作オペラの主役を演じて注目を集める。さらに、小澤征爾、エッシェンバッハ、デュトワ、アシュケナージといった偉大な指揮者たちや、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団といった一流のオーケストラとも共演した佐藤は、世界的プリマドンナとして高い評価を受けた。片や、テレビ番組への出演や、親しみやすいコンセプトによるコンサートの開催など、クラシック音楽やオペラをより身近に楽しんでもらうための活動にも情熱を注いだ。最晩年まで歌い続けた佐藤は、2019年に惜しまれつつ61歳でこの世を去った。しかしその美声は、『プッチーニ・アリア集』『ヴェルディ・アリア集』などのアルバムに永遠に刻まれている。