庄司紗矢香

バイオグラフィー

難曲をものともしない抜群のテクニック、崇高な音楽性、そして、一瞬一瞬の演奏に全身全霊を込める姿が、オーディエンスの心を揺さぶる。1983年生まれのヴァイオリニスト庄司紗矢香は、1999年に開催された権威あるパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにおいて、史上最年少かつ日本人として初めて優勝を飾り、世界にその名を知らしめた。以後、ロリン・マゼール、シャルル・デュトワ、ズービン・メータ、ウラディーミル・アシュケナージ、マリス・ヤンソンス、アントニオ・パッパーノ、パーヴォ・ヤルヴィ、ヤニック・ネゼ=セガンをなどの偉大な指揮者たちや、欧米日の著名なオーケストラ、そして、室内楽の演奏でも、メナヘム・プレスラー、スティーヴン・イッサーリス、ラン・ランをはじめとする当代きってのソリストたちと共演を重ねてきた。録音においても、2000年のデビューアルバム以降、名門ドイツ・グラモフォンから、協奏曲や室内楽を収録した作品を多くリリースし、高い評価を得ている。コロナ禍において公演の機会が失われた時期には古典の研究にいそしみ、2022年に、かつて共にベートーヴェンのヴァオイリン・ソナタ全曲録音を行ったピアニストGianluca Cascioliと再びタッグを組んだ、モーツァルト・プロジェクトの第1弾アルバム『Mozart: Sonatas for Fortepiano and Violin Vol. 1』を発表し、称賛を集めた。