バイエルン放送交響楽団とオランダが生んだ名指揮者ベルナルド・ハイティンクは長い年月をかけて特別に親密な関係を築いてきた。本作はこの世界的オーケストラと共にハイティンクの90歳の誕生日を祝うべくリリースされたもの。収録されたのはオーストリアとドイツのクラシックの名曲で、全編にマエストロの類い稀なリーダーシップが貫かれている。マーラーの交響曲(第3番、第4番、第9番)は力強く感動的で、ブルックナーの交響曲第5番には数十年にわたってこの作品を演奏してきた経験が存分に生かされている。ベートーヴェンのミサ・ソレムニスはスピリチュアルな高みへとリスナーをいざない、ハイドンによる2つのチャーミングなオラトリオは大きな愛を届けてくれる。
作曲者
オーケストラ、交響楽団