- ジョン・ウィルソン、 ペネロープ・ウィルトン、 アラン・アームストロング、 スカーレット・ストラレン、 ジェイミー・パーカー、 シンフォニア・オブ・ロンドン、 マルコム・シンクレア、 ジュリア・マッケンジー、 ローレンス・キルスビー
ジョン・ウィルソン
ライブアルバム
シングル&EP
ベストアルバム、その他
バイオグラフィー
同世代のイギリス指揮者の中で屈指の存在であり、オーケストラの指導者でもあるジョン・ウィルソンは、細部にまで神経を行き届かせながらオーケストラをインスパイアする能力を生かし、情熱的かつ個性的なパフォーマンスと、タイトで洗練されたアンサンブルを生み出している。1972年にゲーツヘッドで生まれた彼は、若い頃から指揮の才能を発揮し、ロンドンの王立音楽大学に在学中の1994年にジョン・ウィルソン・オーケストラを創立した。彼が頭角を現したのは1990年代の後半。映画音楽の熱心な研究者であり、擁護者でもあるウィルソンは、MGM Studio Orchestraのオファーを受けて、『Singin’ In the Rain(雨に唄えば)』や『An American in Paris(巴里のアメリカ人)』をはじめとするミュージカルの名作やライトクラシックなどの失われたフルスコアを復元する仕事をし、注目を集めたのだ。2000年にはBBCのテレビドラマ『Gormenghast』のための音楽の作曲でリチャード・ロドニー・ベネットに協力し、その後、2017年からはベネットのオーケストラ作品の全曲録音に着手している。同様に、彼は、コープランドやコルンゴルトといった作曲家たちの演奏会用の作品も幅広く録音している。2018年には、もともと映画音楽を録音するために一流の演奏家たちを集めて結成され、多くのレコーディングをしていたものの活動を休止していたオーケストラ、シンフォニア・オブ・ロンドンを復活させ、2019年にリリースしたコルンゴルトの『Symphony in F-Sharp』を収録したアルバムで、BBCミュージック・マガジン賞などに輝いた。
