ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

バイオグラフィー

500年に及ぶ歴史を誇るドレスデン国立歌劇場管弦楽団は、世界で最も古く、かつ最も高く評価されているオーケストラの一つだ。1548年にザクセン選帝侯モーリッツの下で宮廷楽団として創立された同楽団は、17世紀にはシュッツ、18世紀にはハッセ、19世紀にはウェーバーやワーグナー、20世紀にはリヒャルト・シュトラウスといった、それぞれの時代におけるトップレベルの作曲家たちと密接な関係を築いていった。1841年以来の本拠地は、壮麗な姿で知られるゼンパー・オーパーである。第2次世界大戦後の冷戦時代は“鉄のカーテン”に囲まれたエリア、つまり東側で活動した同オーケストラは、その時代に、中央ヨーロッパのオーケストラの特徴である、豊潤で独創的なサウンドを築き上げていく。冷戦終結後には、ジュゼッペ・シノーポリ、ベルナルト・ハイティンク、ファビオ・ルイージといった首席指揮者や音楽監督の下でさらなる進化を遂げ、国際的な名声を獲得した。2012年に首席指揮者の座に就いたクリスティアン・ティーレマンとレコーディングした、シューマン、ブルックナー、ヴェルディ、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスなどの楽曲の音源も称賛を集めている。

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