ソプラノ歌手のアンナ・プロハスカとピアニストのジュリアス・ドレイクは独自のイマジネーションと旺盛な音楽的探究心を生かして、“エデンの園からの人間の追放”をテーマにした美しいプログラムを組んだ。2人はバロックのパーセルからシューベルト、ブラームス、フォーレ、ストラヴィンスキー、ブリテン、バーンスタイン、現代の作曲家の作品まで、非常に幅広い時代とエリア、言語圏からの楽曲を丹念に選んで配置し、アダムとイブ、楽園、誘惑、無垢の喪失、そして地上の暮らしの物語を丁寧に描いていく。本作『Paradise Lost』はプロハスカの高い知性とストーリーテラーとしての優れた能力に裏打ちされた歌唱を存分に楽しむことができるアルバムであり、同時に歌曲のリサイタルのスタンダードになり得るセレクションとなっている。
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