1981年、フランス生まれのピアニスト、 Bertrand Chamayou。彼は20歳でロン=ティボー国際コンクールに入賞した実力派で、指揮者のピエール・ブーレーズをはじめとした巨匠や名手とも数多く共演を重ねている。毎年GWに行われる音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでたびたび来日し、日本での人気と知名度が上昇。持ち前の端正で清潔感のある音色を駆使しながら、母国フランスの作曲家や、シューベルト、メンデルスゾーンなどの傑作に、次々と瑞々しい息吹を与えている。また、室内楽にも積極的で、同世代のカピュソン兄弟やエベーヌ弦楽四重奏団らと多くの名演を残している。