4月には春の気配が漂う極上のクラシックアルバムがいくつもリリースされた。ピアニストたちのアルバムでは、ヤン・リシエツキがモーツァルトにみずみずしい息吹を吹き込み、イサタ・カネー=メイソンがプロコフィエフの軽やかな遊び心を際立たせ、フセヴォロド・ザヴィードフはラフマニノフに若々しさと新鮮さをもたらしている。季節感から少し離れたところでは、クロノス・クァルテットが、アメリカの伝説的なゴスペルシンガー、マヘリア・ジャクソンへのトリビュート作品を発表した。同アルバムは彼らの近作の中でも最も重要なものの一つだ。もちろん、他にも魅力的な作品がそろっているので、じっくり楽しんでほしい。